エコスタイル・プロジェクト
チームが排出する温暖化ガスを削減、もしくはオフセット(相殺)
LCRホンダMotoGPチームは地球環境に配慮した2010年のチーム目標を設定しました。高いハードルですが倫理的に確かな価値があるものです。
昨年、我々はシーズンを通してチームが排出する温暖化ガスの量をイタリアのトリノにあるMEC株式会社の協力のもとで測定しました。ホスピタリティーの設備に測定器を仕込んで、エネルギー消費のデータを集めたり、レースで使用するタイヤの量、ケータリングの食事サービス、チームが世界中を移動するときに使う飛行機などからニ酸化探査排出量を算出したのです。
この活動の一環としてLCRチームは2010年3月にイタリアのジェノバで開催されたエネルゲシカという環境フォーラムに招待されました。モータスポーツで活動する企業であっても、エコに対してフレンドリーであるという積極的なメッセージを発信しました。また、二酸化炭素の排出量削減に向けて環境の専門家の指導を受けることもできました。今後、我々のパートナー企業の高い技術も使いながら、環境問題に取組みたいと思います。
エネルギー消費削減の取り組み例:
・LPGとディーゼルのハイブリッド燃料システムを搭載する新型トランポを導入。20%以上のエネルギー削減。D-GIDと呼ばれるエコモーティブな燃料噴射装置を使う。
http://www.ecomotive-solutions.com/・ホスピタリティーに低エネルギーライトシステムを導入
・印刷にはリサイクル紙を使用、高画質印刷にはFSC紙を使用。
・運送や配達、パーツ管理の書類にはデジタルフォーマットを運用。紙の印刷を低減。
・チームウェアにコットン素材を一部導入
・ゴミはホスピタリティー内で処理
・食事用のナイフやフォークはバイオプラスチックのような生分解性の材質を使用。ECOZEMA
www.ecozema.com)から供給。
・環境に負担をかけないプロモーショングッズ
・中性洗剤を使用
・運送のムダを減らす観点から、食材は地元産を使用
・環境コンサルタントのMEC(
www.mecsrl.net)が毎日の活動を監視し、改善点を指導。
上記の活動でチームのエミッションが全てオフセットされるわけではないが、重要な行動だと思っています。次のステップとして、森林保護と植林活動によって残りのエミッションを全てをオフセットすることにも取り組みます。LCRホンダチームはイギリスの「ファースト・フローラ」という組織の活動をサポートすることにしました。同組織は「アトランティック・フォレスト」という独特の生態系を持つブラジルの熱帯雨林を数年にわたって保護しています。なかでも、南緯14度16分36秒。西経39度07分41秒の「ジャナイア・リザーブ」という地区を破壊から守るため、多くの人に森林1平方メートルのオーナーになってもらう活動をしています。(
www.firstflora.eu)
■エドガー・マデル(エネルゲシカ代表)
環境フォーラムに出席いただきありがとうございました。MotoGPチームが環境に配慮するという一見すると矛盾に見える構造が、メッセージをより強力なものにしました。もしも、レース活動でさえゼロ・エミッションが実現できるのであれば、もう誰も言い訳できなくなります。
LCRホンダチームは環境保護という項目を正式に年間予算の一部として割り当てます。全ての活動は「エコスタイル・プロジェクト」という名のもとで行います。今までも環境問題は意識していましたが、今後はより良い方法で正確に取り組むということです。日々、いや1ラップごとに環境負荷を低減していきます。さらなる内容はLCRホンダチームのFacebookページでもご覧になれます。書き込みもお待ちしています。
http://www.facebook.com/pages/Monte-Carlo-Monaco/LCR-Honda-MotoGP-Team/65683534043?v=wall&viewas=1122996956Ecostyle Presentation in Power Point file